ジムに通っていると、自分の中で「ブーム」のような波が訪れることがある。
本来なら「今日は胸の日」「今日は肩の日」「明日は脚の日」といったように、日によって部位を分けて満遍なく筋肉を痛めつけていくのが筋トレの王道ルーティンだ。
僕もその計画に従ってジムに通っているはず……なのだが。
最近、どうしても抗えない強力な磁場が存在する。 ジムに行くたび、今日はその部位を鍛える日ではないと頭では分かっているのに、吸い寄せられるようにそのマシンの前へと足が向かってしまうのだ。
そのマシンの名は——「ディップス(ディップスタンド)」!!
今回は、僕が今猛烈にハマっているディップスの魅力と、筋トレのモチベーションを保ち続けるための秘密について語り尽くしたいと思う!
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ディップスってどんなマシン? 上半身を丸ごと追い込む「自重の王様」
ここで「ディップスってどんなトレーニング?」と思っている人のために、このマシンの凄さを分かりやすく解説しておこう。
ディップスとは、平行に並んだ2本のバーを手で握り、自分の体重(自重)を負荷にして身体を上下させるトレーニング、およびその器具のことだ。
筋トレ界では「上半身のスクワット」と称されるほど高い負荷と効果を誇り、自重トレーニングの中ではトップクラスの強度を誇る「キング・オブ・エクササイズ」なのである。
「自重だから大したことないでしょ?」と高を括って初めて挑戦した人は、1回も身体を持ち上げられずに撃沈することも珍しくない。それくらいバチバチに筋肉へ刺激が入るのだ。
そして、このディップススタンドという機器の何が優秀かって、自重の角度やフォームを変えるだけで、上半身のあらゆる部位をこれ一台で網羅できてしまう点にある!
- 胸(大胸筋下部): 上体を少し前傾させて体を上下させることで、胸の下部に強烈なストレッチと収縮を与える。
- 腕(上腕三頭筋): 上体を起こして垂直に近い状態で体を上下させると、二の腕(三頭筋)に負荷が集中する。
- 腹筋(ハンギングレッグレイズ): バーを握って体を浮かせたまま脚を持ち上げることで、腹直筋(特に下っ腹)を猛烈に追い込める。
- 背筋・体幹: 身体を浮かせた状態をキープするだけで、肩甲骨周りや背中、全身の体幹がフル稼働する。
……どうだろうか? まさに「一家に一台あっても良い」レベルの超優秀マシンなのだ!
(まあ、もし家用に買って筋トレに飽きてしまったとしても、最終的には「ちょっと大きめの便利な室内洗濯物干しラック」として大活躍してくれるという圧倒的な保険までついている。冗談はさておき……笑)
とにかく、このディップスという機器は、筋トレトレーニーにとって最高のアシストパートナーなのだ!
目当ての部位にバチッと効いた時の「テンション爆上がり感」がヤバい!
ジムに行くたびについついディップスをやっちゃう最大の理由。 それは、ターゲットにしているお目当ての部位にダイレクトに刺激が入る爽快感だ。
しっかりと前傾姿勢を作り、大胸筋下部がグーッと引き伸ばされる感覚を感じながら体を落とし込み、一気に押し出す!
「効いてる……! 今、胸の下側が猛烈に燃えている!!」
目当ての部位へ完璧に効かせられた瞬間、脳内では快楽物質がドバドバと分泌され、モチベーションとテンションは一気に最高潮(爆上がり)に達するのだ。
このディップスでの最高の感触を味わってしまうと、不思議なことに他の部位のトレーニングまで一気に調子が上がってくる。
「よっしゃ、胸が良い感じに追い込めたから、今日のメインの肩トレもいつもより回数増やしちゃおうか!」
ゾーンに入ったような集中力が生まれ、予定していたセット数やレップ数(回数)を超えて限界まで追い込めてしまう。まさに「筋トレのポジティブ・スパイラル」だ。
やっぱり、身体を動かして「成長している感」を実感できる瞬間は、何物にも代えがたい最高の時間である。
マンネリ打破! たまには「やり方」を変えて楽しむのが継続のコツ
とはいえ、いくら筋トレが好きでも、長期間続けていれば誰しも「今日はなんとなく乗り気じゃないな」「なんだかダラダラ消化試合みたいになっちゃったな……」という気分の波(マンネリ期)は訪れるものだ。
目標に向かって愚直に努力することは素晴らしいが、義務感だけでやっていても面白くない。
そんな「ちょっとダラけてきたな」と感じた時こそ、何か一つやり方や環境を変えてみるのが僕のおすすめの対処法だ!
例えば、僕がよくやるのは以下のような工夫だ。
1. InstagramやYouTubeで他人のトレーニングを真似してみる
SNSで海外の凄腕トレーニーや、尊敬するフィジーカーの動画をチェックしてみる。「えっ、ディップスでそんなフォームや組み合わせ方があるの!?」といった発見がたくさん転がっている。気になったフォームを次の日のジムで早速試してみるだけで、新鮮な刺激とワクワク感が戻ってくるぞ!
2. 同じ部位を「違う種目・違う刺激」で鍛えてみる
いつもベンチプレスから始めている胸トレを、あえてディップスから始めてみる。あるいはダンベルフライやケーブルマシンに変えてみる。順番や種目をちょっと変えるだけで、筋肉へ伝わる刺激の入り方がガラリと変わり、翌日見たこともないような新鮮な筋肉痛と出会えるのだ(笑)。
筋トレにおいて最も大切なのは、ストイックに自分を追い詰めること以上に「楽しみながら長く継続すること」。
楽しみながら汗を流し、血行を良くして元気に日常を過ごすことこそが、結果として一番の健康増進に繋がるのだから。
【まとめ】今日もディップスで最高の一日を!
ジムでのちょっとした浮気心から始まった「ディップスブーム」。
まさかここまで自分の筋トレライフをブーストしてくれる存在になるとは思わなかった。
もし、最近ジムのメニューがマンネリ化している人や、「胸の下部をキレイに形作りたい!」「二の腕を太くしたい!」と思っている人がいたら、ぜひジムの隅に置いてあるディップススタンドに挑戦してみてほしい。
最初は自分の体重の重さに絶望するかもしれないが、1回、2回と上がれる回数が増えていく感覚は、間違いなくあなたを筋トレの虜にしてくれるはずだ!
さあ、今日もディップスで胸と背中と腹筋をバチバチに追い込んで、最高の気分で一日を駆け抜けるとしよう!
みんなも怪我には気をつけて、最高の筋トレライフを楽しんでくれよな!

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