1. 導入:4年に一度の運命の夜。睡眠時間を削ってでも、男には闘わねばならない時がある
【W杯初戦】格上オランダ相手に大絶叫!日本代表の重みを背負って戦う男と、リビングで孤立無援の腹筋に裏切られた40代男の熱狂観戦記 – 過去から現在そして未来へ
どうも!先日はテレビの食中毒特集にビビって家中の水回りをピカピカに磨き上げた結果、妻から無給の「水回りお掃除大臣」に強制就任させられた「僕」です。
さて、日本中……いや、世界中が狂喜乱舞し、寝不足の目をこすりながらテレビに釘付けになっている一大イベントといえば、そう、サッカーワールドカップ(W杯)です!
我が日本代表は、激戦のグループステージを1勝2分で見事に突破し、決勝トーナメント進出を果たしました。日本中が歓喜に沸いたのも束の間、トーナメントの1発目でいきなり激突することになった相手は、なんと世界最強の王国・ブラジル。
「いやいや、それにしても今回の日本のくじ運、悪すぎひん!?」
思わず突っ込まずにはいられませんでした。だって、もし仮にグループを1位で通過していれば、対戦相手はモロッコ(FIFAランキング6月時点で7位)でした。それが2位通過になったことでブラジル。ちなみに3位だったらフランスと対戦する可能性すらあったという、どこを見渡しても地獄のような山です。
さらに、もし奇跡を起こしてブラジルに勝ったとしても、次に待っているのはあの怪物ハーランド擁するノルウェーか、アフリカの強豪コートジボワール。そしてその次を順当にいけば、現代サッカーの最高峰イングランドが待ち構えているという……。
優勝を目指す日本にとっては、これ以上ないほどの超絶「ハードモード」なトーナメント表だったわけです。まぁ、僕たち日本代表は最終的に優勝する予定ですから、どこが相手だろうが関係なく全員なぎ倒して勝つだけなんですけどね!(笑)
そんなこんなで迎えた運命のブラジル戦。キックオフはなんと、深夜の2時! 翌日も朝からバッチリ仕事が控えている社会人として、この時間に起きるべきか、それとも朝のニュースでダイジェストを見るべきか、ギリギリまで激しく悩みました。
「……いや、悩む必要なんてナシ! 4年に一度の祭典だ、リアルタイムで応援しなくてどうする!」
実は前日、色々と用事があって朝の3時起きだった僕。そこからの本日2時起きという超ハードスケジュールです。しかし、この決戦に備えて夜の21時には布団に入り、キッチリ5時間は睡眠時間を確保しました。
そして深夜1時55分。キッチフ5分前にセットしたアラームで、パッと完璧に起床! 眠気眼をこすりながら、必死に応援するための相棒「特製モーニングコーヒー」を淹れて、テレビの前へとスタンバイしました。
「勝つ気満々でやってくるブラジルを完膚なきまでに叩きのめして、その勢いのまま一気に世界の頂点まで駆け上がるんやぁぁぁ!!」
深夜2時とは思えないほどテンション爆上がり、アドレナリン全開でリモコンの電源ボタンを押した僕の目に、信じられない光景が飛び込んできました。
2. 奇襲:テレビの画面に踊る「マニアックな張り紙」。流石マイワイフ、全てはお見通しだった
テレビの液晶画面のド真ん中に、ペタッと1枚のメモ用紙が貼り付けられていたのです。
そこに書かれていたのは、鋭い筆跡で残された、妻からの無言のメッセージ。
『サッカー観戦はお静かに!!!』
「……やばっ、完全にバレとる!!!」
思わず深夜のリビングで冷や汗が吹き出しました。流石はマイワイフ、僕が深夜2時に起きてW杯を観戦することなんて、100%お見通しだったわけです。
もしここで僕が、いつもの調子で「よっしゃぁぁぁ!」「いけぇぇぇ!」と大声を上げて近所迷惑レベルの応援を繰り広げようものなら、2階の寝室から文字通り「赤い悪魔(妻)」が降臨し、僕のW杯はそこで強制終了していたことでしょう。
素晴らしい先制攻撃によって一瞬で冷静さを取り戻した僕は、コーヒーをすすりながら、「絶対に声を出してはいけない深夜のW杯応援デスマッチ」に挑む覚悟を決めました。いざ、キックオフです!
3. 熱狂:岡山出身の英雄「佐野海舟」が吠えた!声を出せない男のサイレント・フェスティバル
試合が始まると、そこにあったのは想像を絶する「苦しい時間」でした。 さすがはサッカー王国ブラジル。圧倒的な個人技とパスワークで、日本のディフェンス陣を翻弄してきます。「こんなにボールを持たれる時間が長いと、90分間ノー失点で耐え切るなんて本当にできるんか!?」と、見ているこっちの手にもジワリと汗がにじみます。
ブラジルの猛攻を、日本が文字通り決死の覚悟で跳ね返し続ける緊迫した展開。 時計の針が前半の29分を指した、その瞬間でした。
前線でボールを奪った日本。そこから、驚天動地のドラマが生まれます。 なんと、我が地元・岡山出身のスター、佐野海舟選手がボールを保持! これまでの日本サッカーであれば、あの位置からは安全に味方へのパスを選択していたと思います。しかし、今の代表は違いました。
「え、行くの!? 自分でいくの!?」
佐野選手は、目の前のブラジルDFを恐れることなく、爆発的なスピードの個人ドリブルで中央を突破! そのまま迷うことなく右足を振り抜き、ゴールネットを豪快に揺らしたのです!!
先制ゴォォォォォォォォーーーール!!!(脳内大絶叫)
興奮は最高潮! 叫びたい! 今すぐ「うおおお!」と雄叫びを上げたい!! しかし、テレビの横には妻の『お静かに!!!』の張り紙が光っています。
声を出すわけにはいかない僕は、咄嗟に自分の両手を口の中にギチギチに突っ込んで、「ウググググッーーー!!!」と声を押し殺しながら、体全体でジャンピングガッツポーズを決めました! 口が裂けるかと思うほどのサイレント歓喜です!
日本人選手が、あのブラジル相手に個人のドリブル突破からシュートを叩き込むなんて、全盛期のブラジル戦を知る身としては信じられないほどの進化です。無茶苦茶に興奮しました。
あまりの熱気に、リビングの室温は僕の中で一気に40度を突破。暑くなりすぎて、着ていたパジャマをバサッと脱ぎ捨てました。 深夜の午前2時半、リビングのテレビの前で、「上半身裸の40代メンズが、口に手を突っ込んだまま無言で狂喜乱舞している」という、客観的に見たら完全に通報一歩手前のサイレント・熱狂空間が出来上がっていました。
4. 絶望からの覚醒:ブラジルの壁と、悔しさを全て筋肉に変える「早朝筋トレデスマッチ」
しかし、やはり世界の壁、ブラジルの牙城は高かった。
後半に入ると、ブラジルはさらにギアを上げてきました。日本も必死のディフェンスで耐えていたのですが、残念ながら同点に追いつかれてしまいます。 そして激闘の末、試合終了のホイッスルが鳴り響く直前、悪夢のような逆転ゴールを許してしまったのです……。
試合終了。日本、決勝トーナメント1回戦で散る。
テレビの画面を見つめながら、僕は上半身裸のまま、ぽつんと立ち尽くしていました。 「くそっ……やっぱりブラジルの壁は高かったのか……!」
凄まじいクオリティの試合を見せてくれた日本代表への感謝と同時に、胸の奥からドロドロとした「猛烈な悔しさ」が湧き上がってきます。 時計を見ると、もう朝の4時前。仕事に備えて「もう一眠りするべきか?」という選択肢が一瞬頭をよぎりましたが、こんなアドレナリンと悔しさでバキバキになった状態で、眠れるわけがありません。
「……よし。このやり場のない悔しさは、全てあそこにぶつけるしかない!!」
僕は脱ぎ捨てたパジャマの代わりに、お気に入りのジムウェアを身に纏い、まだ薄暗い街へと飛び出しました。向かう先は、いつもの24時間ジムです!
「ブラジルに負けた悔しさは、全部筋肉に変えてやる!!」
そう決意した僕は、ジムの静寂の中で、腹筋と肩トレに全集中を注ぎ込みました。限界までダンベルを持ち上げ、腹筋を千切れるほど追い込む。 実は、朝の筋トレというのは、日中仕事をしている間に筋肉の合成(生成)が活発に行われるため、ボディメイクの観点からもめちゃくちゃ効率が良いんですよね。
ブラジルの圧倒的なフィジカルを思い出しながら、「俺もあんな風にウエストがくびれて肩幅が広いムキムキの逆三角形になってやる!」と、1レップごとに魂を込めました。 ジムを出る頃には、悔しさは爽快な疲労感へと変わり、僕の肩と腹筋はパンプアップして最高の状態に仕上がっていました。
5. 結び:ありがとう日本代表! 激闘の宴は、最後まで見届けるのがファンの義務
今回のW杯、日本代表がトーナメントの早い段階で姿を消してしまったのは、本当に、本当に対戦相手のくじ運も含めて残念でなりません。
だけど、あのピッチで見せてくれた佐野海舟選手の魂のドリブルシュートや、世界最強国を本気にさせた日本の組織力は、間違いなく世界に通用していました。たくさんの感動と、そして僕の明日の筋肉の糧(笑)をくれた代表メンバーには、心からの拍手を送りたいと思います。
日本が敗退してしまったとはいえ、僕のW杯はまだ終わりません。 大会には、まだまだ世界トップクラスの素晴らしいスター選手たちや、魅力的な戦術を披露してくれるチームが残っています。寝不足の日々はもうしばらく続きそうですが、世界の最先端のサッカーを、最後の決勝戦までしっかりとこの目で楽しみたいと思います。
とりあえず、今夜は妻に怒られないように、張り紙をそっと剥がして、静かに爆睡することにします(笑)。
皆さんも、深夜のスポーツ観戦時の声のボリュームと、翌朝の筋肉へのアプローチにはくれぐれもご注意くださいね!
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