こんにちわ。40代になって「周りの目をきにせず、直感で生きる」と決意した僕です。
先日の夜、テレビでNHKの『あしたが変わるトリセツショー』がやってたんだけど、テーマは「キウイフルーツ」。
普段なら「あー、キウイね。酸っぱい緑のやつね。」でスルーするところだけど、番組を見ていたら僕の脳天に衝撃が走った。
「え、キウイってそんなに凄いの……⁉」
【衝撃:キウイはフルーツ界の「完全無欠のバケモノ」だった】
番組で紹介されていたキウイのポテンシャルが、マジでズルいレベルだった。
- 栄養充足率がフルーツ界ナンバーワン!:ビタミンC、食物繊維、カリウムなど、現代人に足りない栄養素の「ぎっしり度」が果物の中でトップクラス。
- 腸活の救世主:キウイ特有の成分が、腸内環境を爆速で整えてくれる。
- 「追熟」の科学:バナナと一緒に袋に入れておくと、劇的に甘くなるというトリセツ流の裏ワザ。
40代になって筋トレやジョギングを始め、健康オタクへの道を突き進んでいる僕のアンテナがビンビンに反応した。
「キウイ……今すぐ食いてぇ……!!」
テレビの画面に完全に洗脳された僕。とはいえ、夜の21時。今からスーパーに行くのはめんどくさい。
「まさか、うちの冷蔵庫にキウイのストックなんてあるわけないよな……」
そう思いながら、一縷の望みをかけて冷蔵庫の野菜室を開けてみたんだ。
そしたら、あった。
ゴロゴロと転がる野菜の奥底に、ぽつんと1つだけ佇む、見慣れない「赤っぽいキウイ」が。
【運命の蜜食、そして「人生最高の美味」】
「よっしゃラッキーーー!!!」
僕はここの中で快哉を叫んだね。神様が「筋トレ頑張ってるご褒美に食え」と言っているしか思えなかった。
皮を剥いて、一口食べてみる。
「……ッ!?なんだこれ、うんまああああいいい!!!」
今まで食べてきた緑のキウイのような「酸っぱ!」という刺激が一切ない。とろけるような甘味と、奥深いコク。あとから調べて知ったんだけど、これって「レインボーレッド」とかルビーレッド」とか呼ばれる、めちゃくちゃ希少で糖度が高い超エリートキウイだった。
「栄養価フルーツ界ナンバーワンで、この美味しさはズルいだろ……」
僕はイチローの「小さなことの積み重ね」という言葉を都合よく思い出し、「毎日これを食べれば、とんでもなく健康な肉体に近づくはずだ」と確信しながら、一瞬で完食した。幸せな夜食だった。……あの瞬間までは。
【夕食後のリビングに響き渡る、絶望の「ない!ない!」】
悲劇は、そのすぐ後に訪れた。
奥さんが冷蔵庫の扉を開けながら、血相を変えて何かを探している。
「ない……ない!おかしいな、ここに隠しておいたのに……」
嫌な予感がして、僕の背中に冷や汗が流れる。
奥さんがゆっくりとこちらを振り向き、鷹のような鋭い目で僕を射抜いた。
奥さん:「……まさかだけど、キウイフルーツ食べた?」
僕:「あ、っ……お、美味しかった(小声)」
ギルティ。完全なる現行犯逮捕である。
奥さんの口から、マシンガンのように怒りの言葉が飛び出してきた。
「あれ、私がスーパーでやっと見つけた珍しい赤いキウイだったのよ!?」
「『珍しいから、2人で一緒に食べて、味の感想を話し合おう』って楽しみにしてたのに……」
「まさか、自分1人で、こっそり完食したわけ!?」
違うんだ、奥さん。僕はNHKに洗脳されていたんだ。
でも、言い訳は通用しない。「一緒に楽しもう」と思っていた奥さんの優しさを、僕は食欲(とNHK)が完全に踏みにじったのだから。
【キウイの地位、我が家での格差】
あの夜、僕は身をもって知った。
キウイフルーツは、地球上の果物の中で「栄養価ナンバーワン」かもしれない。
しかし、それを夜中に独り占めした40代既婚男性の、家庭内における地位は……
「満場一致でワーストワン」であると……
みんなも、テレビの影響で急に果物が食べたくなった時は、必ず家族に確認してから冷蔵庫を開けるんだ。じゃないと、僕のように「栄養満点の孤独」を味わうことになるからな……。


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