【夕暮れ時の1対1(ワンオンワン)】
朝に12kmを走り、ジムで自分を追い込んだ、充実の1日。
その夕方、学校から帰ってきた中学生の息子が「パパ、バスケしようや」と誘ってきた。
西陽が少し緩くなってきた午後6時。わが家の庭にあるミニバスケットコートで、男2人の真剣勝負が始まった。
【5年の歳月と、消えない父のプライド】
息子がバスケを始めて、もう5年くらいになるだろうか。
気づけば身長もほぼ僕と同じくらいになり、ドリブルやシュートの技術は、完全に息子の方が上だ。
それでも、僕にはまだ負けられない理由がある。それは「父親としての威厳とプライド」。
「まだ子供には負けたくない!」その一心で、40代のオッサンは本気ディフェンスに入った。
【30度越えの洗礼と、爆笑する膝】
……が、現実は甘くない(笑)。
5月だというのに気温は30度超え。しかも朝のランニングとジムの疲労が、一気に下半身を襲う。
息子の鋭いドライブについていこうと腰を落とした瞬間、自分の膝が「クネクネ」と笑い始めた。
「あかん、体力がもたん……!。」
午後7時までの1時間、みっちり動き回った結果、終わった頃にはバケツの水をひっくり返したような尋常じゃない汗。お気に入りのTシャツは完全に色が変わっていた。
【いつまでも続いてほしい、最高の時間】
「やっぱり年には勝てんのかな」と苦笑いしつつも、心の中は信じられないくらいの幸福感で満たされていた。」思春期真っ只中の中学生男子が、父親とこうして1時間も2人きりで遊んでくれるなんて、普通はなかなかないことだと思う。
僕の体が悲鳴を上げるのが先か、それとも息子が大人になって僕の元を飛び出すのが先か。
いつまでもこうして1対1ができるかはわからない。だからこそ、この愛おしくて楽しい時間が、1日でも長く続いてほしいと願っている。
最高の汗をかいた後は、息子と一緒に飲む冷えた炭酸(と、僕のプロテイン)が最高に美味かった。
明日もまた、少し筋肉痛の体で頑張ろう!


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