【40代の立ち止まり方】走行距離20メートルの巨大な湖に阻まれた僕が、あえて「速度を落として」見つけた忘れ物

40代男のランニング事情

【台風去った後の河原に、突如「琵琶湖」が現れた。】

どうも~!仕事が休みの日は、朝4時半起きのジョギングスタートするそこそこストイックな「僕」です。

先日の台風は何事もなく通り過ぎ、ホッと一安心。路面もそろそろ乾いた頃だろうと油断して、いつもの河原沿いのコースへ走り出しました。このコースはコンクリートで綺麗に聖地されているのですが、実は「雨が降るとなかなか水が流れない」という弱点があります。

嫌な予感はしていたんです。

ところどころに現れる水溜まりを、お気に入りのランニングシューズがびしょ濡れになるのを回避するべく、ぴょんぴょんと華麗なステップで飛び超えていきました。

しかし、コースの曲がり角を抜けた瞬間僕は呆然と立ち尽くしました。

目の前に現れたのは、幅20メートルを超える巨大な「湖」。

向こう岸が……見えない(いや、見えるけど遠い)。

絶対に濡れたくない僕VS圧倒的大自然の水溜まり。

いつもならここで「チッ、予定狂ったな」とイラ立つところですが、その日はなぜか、スッと肩の力が抜けたんです。

「よし、今日はタイムも距離も諦めて、のんびり違うコースを大人の冒険(探索)といこう」

【速度を落として気づいた、40代の「見落としていた景色」】

いつもは決まったルートを、ストイックにタイムを計りながら、前だけを向いてハァハァと爆走していました。正直、周りの景色なんて1ミリも見ていませんでした。

でも、速度を落として、違う道をゆっくりと走ってみたら、世界が一変したんです。

地平線から太陽がゆっくりと昇り、世界を朝焼けの色に染めていく瞬間。

青空の中を雲がこれ以上ないくらい贅沢なスピードで流れていく。

その間を、鳥たちが気持ちよさそうに羽ばたいていく。

「あぁ、僕の日常のすぐ隣に、こんなに美しい景色がずっとあったんだな」と、胸がじんわり熱くなりました。

すれ違う老夫婦と、「おはようございます」と自然と挨拶を交わす。

ただそれだけのことなのに、普段「タイム」という数字に追われていた時には感じられなかった、人間らしい温かさが心地よく身体に染み渡っていくのが分かりました。

【モーニングコーヒーが、人生の「味わい」に変わる時】

この「テンポを変える心地よさ」の余韻は、帰宅してからも続きました。

普段の僕は、スマホでニュースをチェックしたり、雑誌をめくったりしながら、無意識にコーヒーカップに口をつけていました。いわゆる「ながら行動」です。忙しい現代人の性ですね。

でも、今朝は違いました。

スマホは机に置き、両手でカップだけを持って、まずは深く息を吸い込んで香りを堪能する。そして、ゆっくり一口味わう。

「……美味い。」

テンポをほんの少し遅くするだけで、普段見落としていうもの、感じられなかったコトが、こんなにも鮮やかに五臓六腑に伝わってくる。

当たり前すぎて、いつの間にか忘れていた「今、この瞬間を堪能する」するという大切なことを、あの巨大な水溜まりが思い出させてくれた気がします。

朝の静かな時間を、五感すべてで堪能する。

それだけ、今日という1日が、最高に愛おしいものに変わっていく。

【40代、たまには立ち止まる勇気を持とう】

40代、僕たちはついつい「効率」や「成果」「数字」を求めて、人生を全速力で駆け抜けようとしていました。

でも、もし皆さんの目の前に「20メートルの水溜まり」のようなトラブルや予定調和の崩れが起きたら、それは「ちょっとスピードを落として、周りを見てみたら?」という人生のサインかもしれません。

たまには速度を落として、朝の静かな時間を五感で味わってみませんか?

それだけで、今日も最高の1日が始まりますよ。

皆さんもよい1日を!

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